「FFの戦闘システムを開発した人が新しくつくったゲーム」というコピーを見て発売日に買いました。
おもしろかった!!
FFやドラクエで育ってきた私には思いっきりささったのだけど、同じようにRPGが好きな人でもあんまり〜という声があります。好き嫌いがわかれるゲームかもしれません。
RPG好きの中でも、リアルで迫力ある戦闘シーンとかドラマチックな物語を求めている人より、とにかく「う〜ん…」と考えるのが好きな人に向いているゲームです。
シンプルなビジュアルで目にやさしい
最近のゲームはリアルに3Dでつくられたものが多く、視線が上下左右に動かせるので酔ったりすぐ頭が痛くなったりするものもありますが、ダンジョンエンカウンターズはシンプルな画面なので全く酔いません。
フィールドのアングルは固定されているし、ズームできたりもしません。感動的なムービーシーンもなし。戦闘画面は2D。
でもなぜかとても楽しい。
武器屋や回復ポイント、敵も全部マス目に数字で表現されている
ダンジョンは地下01階〜99階まで。フロアごとに南北・東西にそれぞれ00〜99の座標でマス目があり、位置を表すのに(97,50,50)のような座標をつかいます。
武器屋や回復ポイント、敵も宝箱も全部00〜FFまでの数字とアルファベットで表されています。
店などのプラス要素は白い数字。敵は黒い数字で表現されていて超シンプルです。
慣れてくると白い数字のマス目が集まっているところが街に見えてくるから不思議。
パーティーが全滅してもゲームオーバーにならず続く
ドラクエでいうルイーダの酒場のようなところから好きなキャラを選んでパーティを組むのですが、そのパーティーが全滅してもゲームオーバーになりません。
オートセーブされているので基本セーブポイントまで戻ったりもできません。
ルイーダの酒場にいる残りのメンバーで救出に行くのです。(残りのメンバーなんて当然レベル上げしていなかったりします。)
ポーションやポイゾナ、金の針などの回復魔法やアイテムもありません。
その代わり楽に移動できるアビリティを覚えます。
なのでステータス異常になると、覚えたアビリティを駆使してどうにか回復ポイントをめざします。
ビジュアルはシンプルで2D時代の懐かしさがあるのにゲームのシステムは新しくて容赦ない。ワクワクおもしろかったです。
【ダンジョンエンカウンターズ】はこんな人におすすめ
- PRGが好きな人
- 考えるのが好きな人
- レベル上げが好きな人
- とにかくマス目の好きな人
- 動画や戦闘シーンに迫力を求めない人
- ストーリー性よりもシステム重視の人(FF12的な…)
- 画面酔いする人でもたぶん大丈夫(私はしなかった)