2022年3月4日に発売のトライアングルストラテジーはデモ版の無料ダウンロードが可能です。
無料で3章までプレイでき、ゲーム購入後はセーブデータをロードして続きから楽しめます。
「おもしろそうだから買ったのはいいけど、またはじめからか〜」がありません!
前作?のオクトパストラベラーが好きだったので早速ダウンロードしてみました。
トライアングルストラテジーの戦闘はマス目にキャラクター(ユニット)を配置してコマのように使い、戦術を考えて戦うタイプのタクティクスRPGです。
戦闘以外では街の人と話すことができ、情報を得てそれをストーリーの選択に活かすことができます。
主人公が選ぶ選択肢によりその後の展開が変わるようです。
世界史が苦手な人には政治的な人間関係が難解なストーリー
勇者がいて魔王を倒しに行くのなら分かりやすくて得意なんですが、トライアングルストラテジーはそういうストーリーではありません。。
三国間での政治的なやりとりのお話です。
世界史が苦手な人はそういうの理解しにくい。。。
そして、主人公は重要な立場にあり、周りの人物から意見を求められそこで答えるセリフを選択しなければなりません。
その選択によって仲間になる人やその後の展開が変わってくるのでストーリーの理解は影響大です。
物語の背景や人物関係を理解していないと、選択肢を選んでいいのかさっぱりわかりません。。
まあ適当にやって戦闘だけ楽しむことにするか〜とも思いましたが、なんかもったいない!
せっかくなのでストーリーも楽しみたい!
と(苦手克服も含めて)ストーリーの理解を深めるために相関図をつくってみました。
相関図があればわかりやすいはず!とつくってみた(第3話まで)
〇〇家や、よくわからない役職の登場人物が多くてややこしいですが、相関図にしてみるとスッキリ理解できました!
ストーリーを見ながら第3話までで分かっている範囲でつくってみました。
第3話以降に出てくる人は載っていないのでそれ以降のネタバレがイヤな方にも役立てそう。
こうしてまとめてみると、「〇〇家」ってたくさん出てきたけど、グリンブルグ御三家は「ウォルホート家」「ファルクス家」「テリオール家」の3つでその上の地位にある王族を支えているんだなと理解できました。
あとわかりやすさ優先でフレデリカとジーラは2ヶ所に書いています。
主人公セレノアと許嫁フレデリカ、親友ロランの位置だけでも確認しておくと「そういうことかー」とストーリーが入ってきやすくなるはず。
印刷用pdfはこちらからどうぞ↓
三国の違いを理解しよう
ノゼリア大陸にあるグリンブルク王国・エスフロスト公国・聖ハイサンド大教国という3つの国のお話です。
それぞれの国に特徴があります。
- グリンブルク王国ー河に面していて交易に長けている
- エスフロスト公国(雪国)ー鉱山が豊富にあり製鉄技術がすぐれている
- 聖ハイサンド大教国(砂漠)ー塩湖があり塩が採れる
この3つの国は昔、塩鉄大戦という戦争をしました。
戦争は終わったけど、また同じことが起こるかもしれない。
特に塩は人間に欠かせないものなのに唯一聖ハイサンド大教国でしか採れません。
聖ハイサンド大教国はこの塩に高い税金をかけていて他の国は不満げです。
そんな雰囲気の中、大陸の平和を保つためにグリンブルク王国で新たに発見された「ノゼリア新鉱山」というのを3国で共同採掘しようという話になりました。
主人公はグリンブルク王国を支える貴族で、エスフロストの総帥の妹と政略結婚するところから物語がはじまります。
聖ハイサンドからみればこの政略結婚で塩を持たない二国が手を組もうとしていると見えなくもないような…
世界史的な用語の意味を理解しよう
ゲームになるとなぜか学習意欲が湧きます。
ここまで勉強したらがっちりトライアングルストラテジーの世界にはまれるはず。
王国・公国・教国の違いとは
- 王国 ー 王様が統治している国のこと(グリンブルグ王国)
- 公国 ー 貴族が統治している国のこと(エスフロスト公国)
- 教国 ー 国の教えが宗教になっている国のこと(聖ハイサンド教国)
この三国はもう国の仕組みからだいぶ違いがありますね。
役職の意味
- 総帥(そうすい)ー 全軍を指揮する人
- 宰相(さいしょう)ー 主に任命されて国政を補佐する人
エスフロスト公国で一番偉いのがグスタドルフ総帥(兄)でそれを補佐するのがタラース宰相(弟)。
- 憲兵(けんぺい)ー 軍の中の秩序や規律を守る。軍に関して警察のような働きをする。(シクレス)
- 親衛隊 ー 重要人物の身辺警護をする部隊。(ヒューエット)
- 貴族 ー 社会的な特権を持つ階級に属する人。(主人公やウォルホート家など)
- 侍女(じじょ)ー 貴族などに仕えて身のまわりの世話をする女の人。(ジーラ)
その他
- 王党派 ー 王を政治的に支持する派閥のこと。(カンザーブ家)
- 商会 ー 商業上の組織のこと。(クラルス商会)
まとめ:理解できると複雑で面白そうなストーリー
1回目は人間関係がよくわからないまま第3章まで進みましたが、タクティクス方式の戦闘は楽しいけどストーリーが硬派でおもしろくないという印象でした。
しかし相関図をつくりながら、三国の違いやわからない用語も調べながらもう一度最初からじっくりやってみると、複雑な人間関係でストーリーもこの先どんどんややこしくなりそうでおもしろそうという感想に変わりました。
理解できるとややこしいほどおもしろくなるという現象が起こるもんなんですね。。